父の詫び状Kiyoko BuluttekinAug 24, 20171 min read随分前に椿展で3冊1リラか何かで売りに出されていた向田邦子著「父の詫び状」を、本棚に置いたまますっかり忘れていたことに気付き、暇も手伝って読み始めたら、これがまた結構面白い。 古き昭和の頑固一徹親父、それを取り巻く家族の話。時の移り変わりによって父親像も変わってくるけど、いつの時代も親は子を大切に思っていること、言葉にしなくても子供にはちゃんと伝わっているということが、ユーモアも交えた文章の行間から伝わってくる。 中でも笑えたのが黒柳徹子さんの留守番電話のエピソード。トットてれびでも紹介されてたけど、ほんと面白い。ほんと飽きない。 飛行機事故で急逝したという向田さん。とても残念。
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