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3月の話

僭越ながら、今年は補習校の運営委員を努めておりまして、「最低限のことだけをやっていくだけで精一杯」というスペックの低さながら、委員のメンバー各位に支えられ約半年。

「トルコにいる日本人って何でこんな優秀な人が多いんかなー?」と、結構前から思ってたんですけど、今また痛烈に感じてます。他国でもこんな感じなの?

あとこのブログにも徐々に周りから反応が返ってきてまして、「最近Facebookのシェア多いなーと思ったら!」みたいなね。「題名が分かりにくくてクリックしてなかったら!」とかね。

なんかその昔、ブログ村みたいな所に「宣伝になるかなー」と思って登録したんですが、今回内容が内容だけに、おおっぴらに宣伝するのもどうかなーと思い、まあ別に秘密とかじゃないんですけど、題名に食いつく!みたいなのを避けようと、あえて分かりにくさを追求したんですけど、知り合いにもスルーされるってね。意味ないしね。己が人心の読めなさにびっくりですよ。

さて、色々考え過ぎて面倒くさくなってきちゃって、3月に入ってから病院通いをすっかり止めてしまった私。(※マネしてはいけません)

やっぱり、「全摘」っていうのに心から抵抗してましたよね。

ステージ0って、まだ舞台に上がってないんじゃないの?切った後で「やはりしこりは全て良性でした。良かったですね!」って言われて「あー良かったー」って思う?

でも「もう1個良悪性区別のつかないしこりを持ってる」って知りながら、「取りあえず一個だけ取っとく」ってのも猛烈に不安だし。

私も夫もDCISについてかなり調べ上げていたんですが、諸説あり過ぎて、「切らないでこのまま置いといても何にもならないんじゃないか」みたいな気持ちに傾いてたんですよ。

非浸潤がんが万が一再発した場合、浸潤がんで返って来る可能性が50%」っていうのも、「じゃこのままそっとしといた方が良いんじゃ」って気持ちに拍車をかけましたよね。

結局決断出来ないまま日々が過ぎ、何と無く「6月に日本に帰った時、日本のお医者さんの意見も聞こう」みたいな所で収まりつつありました。

それでも「やっぱり浸潤してました」っていう可能性もある訳で、ずーっと不安でしたけどね。

最後に診察して貰ったナルシスト先生が「どうぞセカンドオピ二オンも受けて下さい。幸いローグレードですから。」と言ってたのも、考える時間があるのかなと思わせた一因でした。

そんなことしてる間に、噂の運営委員の届け物の関係で、にっとのコーラス部にお邪魔することになり、そこで、かのK先生をご紹介頂く運びとなったのです。

K先生が上品過ぎて眩しかった私ですが、いきなりの重い相談にも「うんうん」と聞いて下さり、「私のよく知ってる先生を紹介しようか?夏に日本に帰った時に一度診て貰う?」と言って下さり、物凄くほっとしましたよね。

K先生は婦人科の先生で、専門外ではあるんですが、帰国前にはきちんと紹介状まで書いて下さり、「こんな見ず知らずの私のために…」って、心から感謝。あの最初のトルコ人の先生ほんと何だったんだろ。

その後ロカンタ(民衆食堂)前で待ち伏せして、Tchiboで話を聞いて貰ったり、ストーカーっていうんですかね。それでも笑顔で対応して下さいましたよね。大人。完全なる大人の女性。私が先生と同じ歳になってもこんな風にはなってないと思う。ていうか自分ももういい大人なんですけど。やっぱ人間歳は関係ないよねー。

そんな訳で、4月に入って、ご紹介頂いた日本の乳腺外科をトルコから予約。「6月の◯日の週でお願いします」と言うと、「そうですねー。では金曜日でお願いします。」って、今2ヶ月前なのに金曜日?月曜日とか火曜日じゃなくて?そんな予約入ってるの?ってびっくりしましたよね。自分的には何曜日でも良いんですけどね。「人気あるんだー」って思った瞬間でした。

6月の話につづく。。

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