2月の話①
- Kiyoko Buluttekin
- Sep 17, 2017
- 3 min read
一応病名がついている病であるところの私ですが、何かほんと申し訳ない位普通です。
前は病気の人の話とか聞くと「大変そうだなー」とか思ってた訳ですが、タイミングが違うだけで、基本的に皆いつか何かしらの病と関わる訳で、特別なことでも何でもないんだなと。
今は「死ななきゃ何でもいいや」と思ってます。
あとヨガを5年位続けてたんですけど、何か裏切られた感じがして止めました。毎朝頑張ったのによーとか思って。逆恨みですが。
去年の秋頃に近年稀に見るほどのストレスを浴びていたので、なんか結局そのせいなんじゃないかなって勝手に思ってます。だってその前にはなかったし。(※科学的根拠はありません)
普段ぼーっと生活してると、耐性がない故にダメージ受けやすいんですよねー。
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そんな感じで、「なーんだやっぱ切らなくてもいいんじゃん」と安心しつつ、「結局また夏に日本に帰った時に普通に検診受ければ良いんじゃない?」という所に収まり、一件落着。
かと思いきや、2週間位経ってから、「半年に一回の経過観察だったら、日本だと受けられないよね」という事実にハタと気付き(年一の帰国だから)、「やっぱり一応あの先生が紹介してくれた、ニシャンタシュのクリニックに行ってみようか」ということになり、顔合わせぐらいの気持ちで、予約を取る事にしました。
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そこは「Zamane Kahvesi」というカフェの上にあるクリニックで、にっとに来てたとき結構ここでお茶したなーと懐かしく思い出しつつ、待合室で珈琲(@無料)を飲みながら待っていました。
とても人気のあるクリニックらしく、更に先生も丁寧であるらしく、ざっと3時間位待ちましたかね。予約したにも関わらず。
大学病院に勝るとも劣らぬ待ち時間に、まさかこんなに時間がかかるとも思わず、後で下のカフェでランチしよう位の気持ちでいただけに、空腹で倒れそうになりましたよ。
やっとお呼びがかかって先生とご対面。「ようこそ!待たせて申し訳なかったですね」と満面の笑みで握手を求められ、なんかもう、「ま、良っか」って思いました。
で、今までと同じくレポートを見て貰って、超音波&触診。
「細胞診の結果を再検査したいので、Amerikan Hastanesi(細胞を検査した病院)から採取した細胞を取って来て下さい。別の所でもう一度調べます。」とのこと。
「経過観察するように言われたんですが…。」と言うと、「これは放置出来ません」とキッパリ。またもや逆戻りの診断結果に、二人でブルーになりつつ、言われた通りに細胞を取りに行き、言われた所へ持って行きました。
「結果が出たら連絡します」とのことで、その日はそのまま帰宅。大学病院の先生が言った事は何だったのかなって、結構落ち込みましたよね。
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で、結果が来ました。そこにはより明確に「DCISであり、しこりを切除すること。」とあり、「がんの広がりを見るので、胸部のMRIを取りましょう。それで何も問題なければ、このしこりだけを取ります。」と告げられました。
MRIは生理の8日目〜12日目位(諸説あり)が一番適していると言う事で、その時期に予約をして、どんどんブルーになりつつ、下のカフェで「ガッカリだよね」とか言いながら、やさぐれてましたよね私。
あの頃夫、結構辛かったんじゃないかなーと今振り返って思うんですけど、ほんと文字通り「支えてる」って感じで、文句も言わず私のやさぐれ発言に「うんうん」と頷き、仕事を休んで一緒に通院し、「何もしたくない」と聞けば食事を作り、褒められもせず、「そういうもの」になってましたよね。実際。自分が逆だったら出来ないかも。偉い!
2月の話②につづく。。

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